真央2世の樋口、キム・ヨナばりの技術力で快挙目指す/フィギュア
サンケイスポーツ
26.12.26.
2 時間前
真央2世の樋口、キム・ヨナばりの技術力で快挙目指す/フィギュア: 滑走練習する樋口新葉=長野(撮影・塩浦孝明)© サンケイスポーツ 提供
フィギュアスケート全日本選手権は26日、長野市のビッグハットで開幕する。女子SPを翌日に控えた26日、全日本ジュニアを中学2年で制した樋口新葉(わかば、13)=東京・日本橋女学館中=らが、試合会場で最終調整を行った。
「シニアの人の表現力とかを勉強したい。6位以内に入ったら驚くと思う」。前日25日の非公式練習前には控えめに話した13歳。しかし実力は折り紙つきだ。バンクーバー五輪で金メダルを獲得した韓国のキム・ヨナも得意とし、シニアでも難しいとされる高難度の3回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプを軽やかに決めるなど、他を圧倒する技術力を見せた。
13歳で優勝となれば、戦後では1972年大会の渡部絵美さん以来、42年ぶりとなる。休養中の浅田真央ですらこの大会の初優勝は16歳。ポスト真央の呼び声高い樋口が、快挙に挑む。