アメリカでは暴動に
日本シリーズ:幕切れは守備妨害 審判が冷静なジャッジ
毎日新聞
26.10.31.
10 時間前
○ソフトバンク1−0阪神●(30日=第5戦・ヤフオクドーム)
プロ野球日本シリーズは30日、ヤフオクドームで第5戦があり、パ・リーグ覇者のソフトバンクが1−0で阪神に勝ち、対戦成績を4勝1敗として3年ぶり6回目(南海、ダイエー時代の各2回を含む)のシリーズ制覇を果たした。
やや後味は悪くなったが、最後は審判が冷静なジャッジで熱戦に幕を引いた。九回、1点を追う阪神が3四球で1死満塁とした場面で、西岡は一塁ゴロ。一塁手が本塁へ送球して2死とし、さらに捕手が一塁へ転送したボールが、西岡に当たってファウルグラウンドを転々。阪神が併殺を逃れたかと思われた。だが、白井一行球審が、打者走者の西岡がファウルラインの内側を走ったと判断。守備妨害でアウトとしてゲームセットを宣告した。
【ソフトバンク−阪神】九回表阪神1死満塁、一ゴロで一塁に駆け込む西岡。併殺を狙った捕手からの送球の邪魔をしたとして守備妨害となり、試合終了=ヤフオクドームで2014年10月30日、幾島健太郎撮影© 毎日新聞 【ソフトバンク−阪神】九回表阪神1死満塁、一ゴロで一塁に駆け込む西岡。併殺を狙った捕手からの送球の邪魔をしたとして守備妨害となり、試合終了=ヤフオクドームで2014年10月30日、幾島健太…
たまらず阪神の和田監督が飛び出して抗議したが、認められなかった。白井球審は「左打者なので普通は(ラインの)中は走らない。完全に両足が(ラインの内側に)入っていた。明らかに(守備を)妨害しようという意図が見えた」と説明。
一方の西岡は「(ラインの)中に入ってから徐々に戻った。故意で(妨害を)できるはずがない」と主張した。