【STAP論文】
「STAPある」小保方氏に強力な援軍 米教授、厳戒態勢の中講演
2014.4.15 13:07 [westセレクト]
米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授(米紙ボストン・グローブ提供・ゲッティ=共同)
米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授 京都の国際学会で講演
捏造(ねつぞう)などの不正があったとされるSTAP(スタップ)細胞の論文で理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーらの共著者となっている米ハーバード大教授のチャールズ・バカンティ氏が15日、国立京都国際会館(京都市左京区)で開催中の国際学会に出席した。「再生医療と幹細胞」をテーマに講演したが、報道陣の取材は受け付けなかった。
出席したのは「世界気管支学会議・世界気管食道科学会議」。バカンティ氏は小保方氏の留学時代の指導教官で、STAP細胞の存在を認め、論文の撤回に反対している。会議のHPによると、講演では、STAP細胞の発見についても触れる予定になっていた。出席者によると、バカンティ氏は講演で「STAP細胞はある」という趣旨の発言をしたという。
ただ、事務局は取材を認めず、バカンティ氏については「所属機関がSTAP細胞について一切コメントしないことを条件に講演を認めた」とした。
事務局は「再生医療に特化した会議ではなく、バカンティ氏には1年以上前から講演を依頼していた」と説明している。
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