モルディブでMH370便の目撃情報、警察が調査
AFP=時事 3月19日(水)15時58分配信
マレーシアのクアラルンプール国際空港で撮影されたマレーシア航空の機体(2014年3月9日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】インド洋の島国モルディブで、マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便が消息を絶ったのと同じ日に、「低空を飛行する大型ジェット機」が目撃されていたと報じられたことを受け、地元警察が調査を開始した。
【図解】MH370便 消息途絶の経緯
警察は18日夜の声明で、3月8日にクダフバドゥ(Kuda Huvadhoo)島の住民が上空を飛ぶ大型の飛行機を目撃したと伝えたニュースサイト「ハビール(Haveeru)」の報道を調査していると発表した。
ハビールによると、同島の住民は、複数の赤い線が入った白塗りの飛行機が、モルディブの南端に向けて飛んでいくのを見たという。目撃者の1人は同サイトに対し、「この島の上をあんなに低く飛ぶジェット機は見たことがない。水上飛行機なら見たことがあったが、それとは絶対に違った。飛行機のドアもはっきり見えるほどだった」と語った。
モルディブの首都マレ(Male)でAFPの電話取材に応じたハビールのファラ・アフメド(Farah Ahmed)記者によると、他の数人の目撃者も、同様の証言をしている。「この人たちは最初に、飛行機が低空を飛ぶ大きな音を聞いて、それを見るために外に出た」という。
MH370便の捜索は現在、南アジアから中央アジアにかけての北方面と、インド洋(Indian Ocean)南部からオーストラリアにかけての南方面の2つの広大な領域で実施されており、この2領域から遠く離れているモルディブは、捜索活動には参加していない。【翻訳編集】 AFPBB News
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最終更新:3月19日(水)16時2分