各国駐在大使を集め効果的発信を検証、中韓に対抗
2014.2.19 00:26 [領土・領有権]
山本一太領土問題担当相は18日夜のBS日テレ番組で、主要国に駐在する日本の大使を東京に集め、領土や主権の問題などをめぐる日本の正当性を国際社会に効果的に発信するための検証を行う意向を示した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する中国や、竹島(島根県隠岐の島町)を不法占拠する韓国に対抗する考えで、今後開催時期などを検討する。
第三国のメディアで事実誤認も含め領土・主権問題や歴史認識問題で反日宣伝を繰り返す中韓両国に対し、政府は各国に駐在する日本の大使に積極的に反論するよう指示している。今回の対応は日本政府と大使間で情報や発信方法を共有する狙いもあり、山本氏は「どの国でどんな評価を受けているかを含めてきちんと検証し、中国大使に負けない説得力のある発信をするべきだ」と述べた。