2013年12月19日 01:00 (Record China)
張成沢氏の処刑で金正恩第1書記のイメージが悪化=残酷無比な側面現れる―香港紙
17日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は、北朝鮮で実質ナンバー2と見られていた張成沢前国防委員会副委員長が粛清されたことで、金正恩朝鮮労働党第1書記のイメージが悪化していると報じた。写真は金第1書記。 (Record China)
2013年12月17日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は、北朝鮮で実質ナンバー2と見られていた張成沢(チャンソンテク)前国防委員会副委員長が粛清されたことで、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記のイメージが悪化していると報じた。以下はその概要。
今週、金第1書記による政権は3年目に入った。その政治手腕は父・金正日(キム・ジョンイル)総書記を上回り、リスクを恐れず、改革への堅い決心も備えている。
北朝鮮情勢に詳しい国際危機グループ(ICG)のダニエル・ピンクストン氏は、金第1書記を「若々しい元帥は魅力的で、メディア映りも良い。生まれながらの政治家だ」と評していた。
しかしながら、先ごろ、叔父であり、実質ナンバー2と見られていた張氏を公開逮捕し、即座に処刑したことで、金第1書記の「残酷、無慈悲」といった側面が明らかになり、これまでの「輝きに満ち、健全」なイメージは大きなダメージを受けた。(翻訳・編集/NY)
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