【美女カタログ】
スポーツと美の共演 日頃の鍛錬が「見た目」以上の華麗さを生む
2013.11.16 18:00 (1/2ページ)[美女カタログ]
NHK杯のエキシビションで演技するグレイシー・ゴールド=10日、国立代々木競技場第一体育館(大里直也撮影)
ベストセラーに『人は見た目が9割』(新潮新書)というのがある。見た目の美醜は否定しようもないが、アスリートは競技会で己の持てる力を瞬時に最大限の力を発揮できるように日々苦しい鍛錬をこなしている。その成果を表現する華麗なる姿に、見た目以上に美しさが映えるのではないか。
11月10日まで開催されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯。氷上のアスリートたちは日頃の努力の成果を笑みとともに極限まで発揮した。だから、見る者に一層の華麗さと輝きを感じさせるのかもしれない。
同杯で4位になったグレイシー・ゴールド(米国)。18歳。昨年の全米選手権で2位に入賞し、世界選手権で6位となった。今季はスケートカナダで3位に入り、今回も163センチの体格を生かしながらの演技で、愛らしい表情もみせた。
そして、NHK杯7位だったアリーナ・レオノワ(ロシア)。12年の世界選手権2位の22歳は、09年の世界ジュニアの覇者。前回五輪のバンクーバー五輪で9位だった。キュートな表情で表現力豊富な彼女だが、五輪シーズンの今季は練習中に脚をけが。弾ける元気さとかわいらしさが人気あるだけに心配される。
男女カップルの息が合わないと、なかなか思う表現力が出せないのがアイス・ダンスでもアクロバチックな滑りで各組が華麗さを表現していた。