こうのとり、国際宇宙ステーションとドッキング成功
2013.8.10 01:11 [宇宙]
国際宇宙ステーションへのドッキングに向けた作業が続く「こうのとり」4号機(中央)=9日午後11時19分(NASAテレビから)
会話する小型ロボット「キロボ」などを積み込み、H2Bロケットで打ち上げられた無人補給機「こうのとり」4号機が日本時間9日午後8時22分、高度約400キロの国際宇宙ステーションに到着した。
こうのとりは、4日未明に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられ、5日間かけてステーションに接近した。ステーションに下方から近づき、約10メートル離れたところで静止。滞在中の米航空宇宙局(NASA)のクリス・キャシディ飛行士らがロボットアームを操作してつかまえた。アームで運ばれ10日未明には所定の位置にドッキングした。
宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターで管制を担った麻生大フライトディレクターは「機体に何も懸案がなかったため、予定より(数分)早くつかまえることができた」とほっとした様子だった。
こうのとり、国際宇宙ステーションに到着