歌声で後方支援? 自衛隊に舞い降りた“美しき歌姫”がCDデビュー
2013.8.28 16:26 [邦楽]
三宅由佳莉のアルバム「祈り~未来への歌声」
緊迫する尖閣防衛、混迷極める集団的自衛権の解釈など重大局面を迎えた自衛隊に舞い降りた歌姫、三宅由佳莉。「美人すぎる自衛官」としてメディアでもひっぱりだこの彼女が28日にCDデビューを果たした。
自衛隊では陸・海・空のそれぞれに音楽隊が編成されており、様々な行事や演奏会で活動している。彼女はわずか1名という難関の「歌手採用」に見事合格し、海上自衛隊に入隊。ほふく前進など5カ月にわたる厳しい訓練を経て「ヴォーカリスト」第1号として東京音楽隊に配属。可憐なルックスと歌唱力にメディアの注目も高まる中、満を持して発表されたのが「祈り~未来への歌声」だ。
トップを飾るのは、東京音楽隊の隊長である河邊一彦が東日本大震災の被災者への応援歌として制作した「祈り ~ a prayer」。あたたかく包みこまれるような歌声に癒される渾身のナンバーだ。ほかにも、レ・ミゼラブルの「夢やぶれて」やアニーの「トゥモロー」といったミュージカル曲、NHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」、さらに「浜辺の歌」や「ふるさと」など、彼女が歌手を志すきっかけにもなった童謡も収録。清流を思わせる透明感、無邪気な少女性や深みのある母性など、彼女が持つ魅力をたっぷりと感じることができる。
命をかけて国民を守る自衛隊と共に、彼女は歌の力で私たちの心を救ってくれる、そんな期待を抱かせてくれた作品だ。
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