【尼崎連続変死】
手持ちぶさたに「落ちてしまった…」 現地関係者、不審な様子語る
2013.4.23 07:10 [westピックアップ]
隆起サンゴの断崖から広大な海を望む沖縄有数の景勝地・万座毛。三枝子被告の夫、久芳さんはここで疑惑の転落死を遂げた。「人が死んでいるのに慌てる様子もなかった…」。当時を知る周辺の土産品店の関係者は、産経新聞の取材に、転落死直後の一行の不審な様子を次々に証言した。
万座毛の入り口にある土産品店の男性店主(50)は転落死の当日、店の前を通りかかった三枝子被告とみられる女から突然、「記念撮影しに来た」と一方的に話しかけられたことを覚えている。「買い物もしないのに、わざわざ声をかけてくるのが不思議だった」と振り返る。
別の土産品店で勤務する70代の女性は転落死直後、三枝子被告とみられる女に「(崖の下へ)下りられる場所はないか」と尋ねられた。理由を聞くと、落ち着いた様子で「人が落ちた」と一言だけ口にした。
万座毛は断崖だが、転落事故はほとんど起きていない。女性は驚き、「あんた、なんでそんなにのんきなの」と叱りつけたが、女は突っ立ったままで、「写真を撮るとき、『もう少しバックして』と言ったら落ちてしまった」と答えた。
女性は現場に慌てて向かったが、男ら5~6人が手持ちぶさたな様子で立っていたといい、崖下には久芳さんが横たわっていたという。
「おねがい たすけて」…事件2日前、8歳妹が折り紙に綴ったSOSの切なさ
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