2013年4月9日 10:51 (サーチナ)
米国や香港への韓国人女性の「海外遠征売春」組織を大量摘発=韓国
ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は8日、韓国人女性を雇い海外で売春をあっ旋した疑いで、香港在住の34歳の女と米ロサンゼルスに在住の25歳の女らを拘束したと明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「海外遠征売春、事業主は主婦や学生」、「Googleマップをベースにした海外遠征の性売買が大量に摘発」、「主婦・学生らが半裸の写真掲載、海外遠征性売買」などの見出しで伝えた。
米国や香港などで韓国人女性たちを売春にあっ旋した事業主が警察に逮捕された。あっ旋を主導したのは、平凡な家庭の主婦や学生だったことが明らかになった。
米ロサンゼルスで運営されていた売春サイトでは、Googleマップで希望の地域をクリックすると、海外に渡って「遠征売春」をしている韓国人女性の半裸写真と一緒に、連絡先が表示されるシステムとなっていた。
このサイトには韓国人女性が多数含まれており、年齢は20代前半から30代まで。彼女らは外国に数カ月ずつ滞在し、オンラインサイトを通じて同胞や現地人を相手に売春をしてきたという。
売春サイトを運営していたのは米ロサンゼルスに留学中の25歳の女子大生で、2009年から地元の男性とともに韓国人を対象とした売春のあっ旋を開始。売春サイトに女性の写真を掲載し、男性が指名すると1人当たり約300ドル(約2.9万円)で女性をあっ旋していたという。
また、香港と米ニューヨークで売春をあっ旋した34歳の主婦など2名も警察に摘発された。これらのオーナーの3人が、性売買のために韓国から呼び寄せた女性たちは60人余りで、稼いだ総額は3年間で9億4000万ウォン(約8178万円)に達したとみられている。
警察はオーナーの3人のうち2人を拘束し、米国現地で逮捕された1人の身柄確保に乗り出す一方、売春に従事していた女性23人を書類送検した。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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