【サッカー女子】
なでしこ、米国に敗れ銀メダル
2012.8.10 06:30
メダルを手に記念撮影に臨む(前列左から)岩渕、田中明、丸山、矢野、大野、宮間、岩清水、近賀、(後列左から)海堀、高瀬、沢、川澄、安藤、阪口、鮫島、熊谷、福元、大儀見=ウェンブリー競技場(撮影・山田俊介)
女子の決勝を行い、昨年の女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本は米国に1-2で敗れ、初の銀メダルを手にした。米国は3大会連続4度目の金メダルに輝いた。
日本は前半8分にロイドに先制点を許すと、後半9分にもロイドにミドルシュートを決められた。18分に大儀見(ポツダム)が1点を返し、その後も得点機はあったが、追い付けなかった。
日本は昨年の女子W杯決勝でも米国と顔を合わせ、2-2からのPK戦を3-1で制した。国際サッカー連盟(FIFA)のランキングは日本が3位で、米国は1位。
通算6ゴールのシンクレア(カナダ)が大会得点女王に輝いた。(共同)
■大儀見優季の話「残念ながら負けたが、自分たちがこの大会で積み上げてきたものは次につながる経験になったので、銀メダルは価値のあることだと思う。周りのみんなが自分を生かしてくれたことによってとれた得点なのでみんなには感謝いっぱいだ。これが自分たちらしいサッカーなので、これをベースにもっと高くして、うまくなって米国に勝てるように練習しなければ。(次の目標は)個人としては日々のトレーニングからのレベルアップ。高いレベルを目指してトレーニングに励んでいきたい」
■宮間あやの話「金メダルを取りたかったが、この銀をとれたのも、すてきな仲間だったから誇りに思う」
■沢穂希の話「やりきった結果だと思うので悔いはない」