【サッカー女子W杯】
なでしこジャパンが世界一 最優秀選手は沢
2011.7.18 06:35
米国を破って初優勝を果たし、トロフィーを掲げて大喜びの沢ら日本イレブン=フランクフルト(共同)
【産経新聞号外】なでしこ世界制覇(pdf)
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会最終日は17日、フランクフルトで決勝を行い、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位の日本は同1位で3度目の優勝を目指していた米国と対戦、2-2からのPK戦を3-1で制し、初優勝を飾った。最優秀選手には日本の沢穂希(INAC)が選ばれた。
女子はこれまで、五輪とW杯の主要国際大会を通じ2008年の北京五輪で4位になったのが最高成績だった。男子を含めても、サッカーで日本が五輪またはW杯で金メダルを獲得するのは初めてとなる。
日本は過去24戦で3分け21敗と白星を挙げたことのなかった米国に対し、持ち前のスピードとテクニックで対抗。後半24分、米国に先制ゴールを許したが、同36分、宮間(岡山湯郷)のゴールで追い付き、延長戦に突入。しかし、延長前半、米国のワンバックに勝ち越しゴールを決められたが、延長後半、沢(INAC)のゴールで再度、追い付いた。
PK戦では米国の選手が3人連続で失敗したが、日本は4人中3人が成功した。
得点王には5得点の沢が輝いた。
歴史的な決勝を速報
(1)2トップのスタメンは安藤と川澄
(2)立ち上がりは米国ペース 前半10分を終えて0-0
(3)米国ペースのまま前半25分を終え両チーム無得点
(4)0-0で前半を終える
(5)後半も米国ペース 後半10分を終えて0-0
(6)日本は丸山と永里を投入
(7)米国のモーガンが先制ゴール
(8)宮間のゴールで日本同点
(9)1-1で後半終了 勝負は延長戦へ
(10)米国がワンバックのゴールで勝ち越す
(11)日本が沢のゴールで同点に追いつく
(12)2-2で延長後半終了 決着はPK戦へ
(13完)日本がPK戦制して初優勝