「日光をエネルギーに?」断食70年のヨガ聖人 インド国防省調査へ
2010.5.11 16:36
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インドで70年以上、食べ物も水もとらずに生き続けているとされるヨガ聖人の身体のメカニズムを解明しようと、同国国防省が調査に乗り出した。インド紙ヒンズーなどが11日までに報じた。
聖人プララド・ジャニさん(82)は8歳の時、目の前に現れたヒンズー教の女神に舌を触られて以来、食欲を失い、食物をとらないでも生きていられるようになったという。
ジャニさんは西部グジャラート州の病院に4月下旬から15日間入院。約30人の特別医師団が24時間態勢で観察したところ、ジャニさんは入院の間、一滴の水も飲まず、トイレにも行かなかった。さまざまな検査をしたが、身体の異常も見つからなかった。
医師団は「日光をエネルギー源にしているのでは」と仮説を披露したが、検査結果に驚くばかりで神秘の解明にはまだ時間がかかるとしている。(共同)