【島根 女子大生遺棄】「悲しみ癒えない」と両親、事件から半年
2010.4.22 18:34
島根県浜田市の県立大1年、平岡都さん=当時(19)=の遺体が広島県の臥竜山で見つかった事件で、平岡さんが行方不明になってから26日で半年になるのを前に、島根県警を通じて両親が22日、「悲しみが癒えることはない」とのコメントを出した。両親は「海外への夢と将来を奪われた都の悔しさとともに、都がなぜ、どうして、そんな思いばかりがこみ上げる」と現在の心境を寄せ、「多くの方から情報が寄せられ、心から感謝しています。今は早く事件が解決されることを望むばかりです」と結んだ。
県警の岩田晴雄刑事部長は「県民の不安を取り除く特効薬は、犯人を捕まえることだけ。一日も早く犯人にたどり着く」と意気込みを語った。
平岡さんは昨年10月26日夜、アルバイト先のアイスクリーム店を出た後に行方不明となり、11月6日、臥竜山で遺体が見つかった。