岐阜・春の高山祭が開幕 豪華屋台に「きれい」
豪華装飾の屋台(山車)が古い町並みを巡り、飛騨路に春を知らせる「春の高山祭」(日枝神社例大祭)が14日、岐阜県高山市で始まった。
市内は朝から雪がちらつき、冬に逆戻りしたかのような寒さだったが、金色の鳳凰像や赤い布、龍や獅子の精巧な彫刻で飾られた12台の屋台が姿を見せると、観光客から「きれい」と歓声が上がった。
青森県むつ市から訪れた佐藤ミドリさん(66)は「初めて見たが、屋台の彫刻がとても巧みできれい。屋台の上でからくり人形が舞うのが楽しみ」と声を弾ませた。
高山祭は日本三大美祭の一つで国の重要無形民俗文化財。15日までに約18万人の人出が見込まれる。
2010/04/14 10:54 【共同通信】