南半球初のティラノサウルス化石発見、従来より小型
2010年 03月 26日 13:05 JST
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[シドニー 26日 ロイター] オーストラリア南部ビクトリア州にある約1億1000万年前の白亜紀前期の地層から、肉食恐竜ティラノサウルスの化石が見つかった。南半球でティラノサウルスの化石が見つかったのは初めて。
オーストラリアの科学者らが米科学誌サイエンスに発表したところによると、見つかったのは腰の骨の一部で、これまでに北半球で発見されたティラノサウルスに比べると、3分の1ほどの大きさしかないという。
研究チームのトム・リッチ氏は、今回の発見により、ティラノサウルスが北半球でなぜ大型化したのかという疑問が生まれたと指摘。「ティラノサウルスの進化に対する理解が変わる発見だ」との見方を示した。
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