最も好きな国は「日本」、台湾 交流教会が世論調査
【台北共同】日本の対台湾窓口機関、交流協会は23日、「台湾における対日世論調査」の実施結果を発表した。「最も好きな国は?」との質問に52%が「日本」と回答し、2位の「米国」(8%)、3位の「中国」(5%)を大きく引き離した。台湾住民の際立った親日ぶりがあらためて裏付けられた。
一方で、「今後最も親しくすべき国は?」との問いには、33%が「中国」を選び、31%の「日本」、16%の「米国」を上回った。台湾メディアの最近の世論調査では、将来の中台関係について「ビジネスパートナー」になるとの回答が約44%で最も多く、今回の調査で中国と「親しくすべきだ」と答えた住民が3割を超えた背景には経済発展への期待があるとみられる。
交流協会の調査は、昨年12月から今年1月にかけて20~80歳の約千人を対象に行われた。
2010/03/23 19:53 【共同通信】