関東の3生協が合併検討、国内最大に 東京・埼玉・千葉で
2010.3.20 12:43
首都圏にある生活協同組合のコープとうきょう(東京)、さいたまコープ(さいたま市)、ちばコープ(千葉市)の3生協が合併の検討を始めたことが20日、分かった。実現すれば売上高は単純合計で3600億円程度と、コープこうべ(神戸市)を抜いて国内最大の生協となる。
コープかながわ(横浜市)がコープしずおか(静岡市)、市民生協やまなし(甲府市)との合併を検討していることも分かった。消費者の低価格志向が強まりスーパーなどとの競争が激化しているため、規模拡大で経営の効率化を図る。
コープとうきょうによると、3生協は1月に理事長らが加わった「組織合同検討委員会」を設置し、合併を含めた組織再編の協議を始めた。