ツイッターの国内利用者が急増 アクセス数、1年で24倍
「つぶやき」のような短文をネットに投稿する交流サイト「ツイッター」の国内利用者が急増、閲覧も含め1月にアクセスした人が約473万人と前年同月の約24倍に達したことが8日、米調査会社ニールセン・オンラインの調べで分かった。
個人のほか、企業も新商品やセール情報の発信などで活用。ツイッターで決算発表を生中継したソフトバンクは「1時間で5千件ものつぶやきがあり、当社への関心を高めるのに役立っている」と話している。東急ハンズは同日、ツイッターに連動する専用サイトで、欲しい商品名などをつぶやくと、取り扱い店舗や在庫状況を知らせる検索サービスの実験を始めると発表した。ダスキンは顧客との質疑応答などに使っている。
1回分の投稿の字数を140字以内に限定し、リアルタイムで更新するスピード感が好評で、活用分野が、個人間の交流から企業の戦略に広がってきた。
1月の主要国比較では日本は英国を追い抜き、2152万人の米国に次ぐ2位。米ツイッター社のエバン・ウィリアムズ最高経営責任者(CEO)は「日本は極めて重要な市場」と、サービスを拡充する方針だ。
2010/03/08 18:24 【共同通信】