【カーリング】日本、優勝候補の中国に5-9 最終投で敗れる (2/2ページ)
2010.2.19 09:48
このニュースのトピックス:氷上のチェス・カーリング
なんとか2点以上の得点がほしい日本は第8エンド。日本はリードの石崎がコーナーガードにストーンを置いて大量点を狙う。中国は途中、ダブルテイクアウトなどで流れを阻むが、日本はスキップ目黒が1投目をハウス中心に置く絶妙のショット。最後もハウス内にショットを決めて、このエンドは2点を返す。逆転への烽火が上がった。
逃げ切りを図りたい中国は第9エンド、スキップ王がハウス内の日本のストーンを弾き出して両チーム無得点。中国はこのまま得点で優位となる後攻のまま、最終の第10エンドに突入した。
運命の最終エンド。日本はリード石崎が2投ともコーナーガードにストーンを配置。ガードを除きたい中国は、リード周が2投目で日本のストーンを弾き出せないミスショット。本橋の1投目はハウスを捕らえ、日本はこのナンバーワンストーンを守る展開に。
勝負はスキップ同士のショットに託され、中国はまず王がガードの間を通して日本のナンバーワンストーンを弾き出す。日本は目黒の最終投がやや強かったもののなんとかナンバーワンストーンを確保。同点への望みをつないだが、王のショットで弾き出され、このエンド3点を奪われた。日本はこれで1勝2敗。