キヤノン、営業利益6割減 2009年12月期決算
2010.1.27 15:21
キヤノン・御手洗冨士夫会長(経団連会長) キヤノンが27日発表した2009年12月期連結決算(米国会計基準)は、売上高が前期比21・6%減の3兆2092億円、営業利益が56・2%減の減収減益となった。最終利益は57・4%減の1316億円だった。デジタルカメラ事業が堅調に推移したものの、主力の事務機販売の低迷や円高が響いた。
10年12月期については、売上高が前期比7・5%増の3兆4500億円、営業利益52・0%増の3300億円、最終利益51・9%増の2000億円を見込む。事務機器販売がゆるやかながら回復するとみており、3年ぶりの増収増益を予想する。