五輪=ロシアのアイスダンス選手、アボリジニの非難に驚き
2010年 01月 22日 12:25 JST
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[タリン 21日 ロイター] 来月開催されるバンクーバー冬季五輪で金メダル獲得が期待されるフィギュアスケート、アイスダンスのロシアのオクサナ・ドムニナ(25)、マキシム・シャバリン(27)ペアが21日、オーストラリアの先住民族アボリジニの長老が同組のダンスを「重大な文化的冒涜(ぼうとく)だ」などと非難したことに驚きを見せた。
同ペアは、当地で開催中のフィギュアスケートの欧州選手権で現在首位に立つ。ドムニナ選手は、試合会場の記者団に対し「(アボリジニの長老から非難されていることについて)何も知らなかった」と目を丸くした。
一方のシャバリン選手は、「インターネットで色々と情報を収集した。わわわれのダンスは先住民のダンスではあるが、具体的にオーストラリアの先住民のダンスというわけではない」と説明し、「リスクもあるが、他と違うことがしたかった」と語った。
豪ニューサウスウェールズ州のアボリジニ土地評議会のメンバーは同日、この問題について、ロイターに対し「非常に不愉快だ。われわれは、アボリジニの文化が盗まれたとみている」とコメントした。
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