米国際空港の閉鎖騒ぎ、原因は別れのキスと判明
2010年 01月 8日 17:24 JST
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[ニューヨーク 7日 ロイター] 米ニューアーク国際空港のターミナルがセキュリティー上の問題により閉鎖された3日の騒動は、女性に別れのキスをしようとした男が立ち入り規制エリアに入り込んだことが原因だった。7日に公開されたビデオ映像で分かった。
米上院議員が公開したこの映像では、米運輸保安局(TSA)の係官が持ち場を離れた直後に、男が規制用のベルトを越え、女性に別れのキスのようなものをしている様子が映し出された。2人の身元は明らかになっていない。
さらに、これより前には、同係官がこの男に規制用のベルトから離れるよう指示しているのが分かる映像もとらえられている。
この騒動では、空港ターミナルが数時間閉鎖され、セキュリティー検査を終えた乗客数千人が検査を受けなおした。
別れのキスが原因? 米空港の閉鎖騒ぎ
2010.1.8 09:41
ニューヨーク市近郊のニュージャージー州にあるニューアーク国際空港内で男が保安検査を経ずに出発エリアに入り、空港が閉鎖された事件で、同州の地元紙は7日、男は女友達を見送りに来て、保安係官が持ち場を短時間離れたすきに規制線を越えたと報じた。
米当局は同日、当時の監視カメラの録画映像を公開、男が規制線のロープをくぐって女友達にキスをし、搭乗口の方向に仲良く歩いていく様子が写っている。地元紙によると、男は搭乗客ではなかった。係官は自宅謹慎になったという。
同空港の警備当局者は5日、監視カメラは当時、録画機能が働いていなかったと話していた。地元紙によると、航空会社に録画映像が残っていた。(共同)