COP15で各国は団結を 世界56紙が共同社説掲載
【ロンドン共同】気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)が7日、コペンハーゲンで始まるのに合わせ、欧米やアジア、中東、アフリカなど世界45カ国の56の新聞が7日付紙面で、各国指導者に対し、対立を乗り越えて団結し「決断力のある行動」を取るよう求める共同社説を載せる。一斉掲載を呼び掛けた英紙ガーディアンが伝えた。
共同社説は「各国代表はちゅうちょしたり、論争に陥ったり、互いを責めたりするのではなく、この機会を生かすようわれわれは呼び掛ける。会議は富める国と貧しい世界が戦う場ではない。気候変動はすべての人々に影響するのだから、みなで解決しなければならない」などと訴えている。
参加紙は韓国の中央日報、中国の南方都市報、フランスのルモンド、ドイツの南ドイツ新聞、イタリアのレプブリカ、ロシアのノーバヤ・ガゼータ、米国のマイアミ・ヘラルド、カナダのトロント・スターなど。日本の新聞は参加していない。
2009/12/07 08:35 【共同通信】