殺害事件11日後に別の強盗 現金引き出し認めた男
千葉県松戸市で殺害された千葉大4年荻野友花里さん(21)のキャッシュカードを使い、現金を引き出したことを認めた住所不定、無職の男(48)が逮捕された容疑は、荻野さん殺害事件の発覚から11日後に起きた強盗強姦未遂事件だったことが30日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は9月以降、都内に滞在しており、県警は男の詳しい足取りを調べている。
逮捕容疑は荻野さん宅が放火された10月22日から11日後の11月2日午前7時40分ごろ、県警佐倉署管内の民家に侵入、20代の女性に包丁を突きつけ「殺すぞ」などと脅し、現金約18万円を奪った上、暴行しようとした疑い。
捜査関係者によると、男は女性の体をストッキングで縛っていた。荻野さんも遺体発見時、首の付近にストッキングが巻き付いていたことが分かっている。
男は11月17日、東京都荒川区の入浴施設に滞在しているところを千葉県警の捜査員に発見され、逮捕された。
2009/12/01 00:20 【共同通信】