【酒井法子覚醒剤】酒井被告、保釈金分割払い…250万円納付 (1/2ページ)
2009.9.16 06:42
このニュースのトピックス:芸能人の不祥事
11年前、結婚発表の記者会見に臨んだ酒井法子被告=1998年12月28日
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・・・覚せい剤取締法違反罪で起訴された女優、酒井法子被告(38)の保釈が16日となる可能性が高まった。
被告側が15日、保釈保証金500万円のうち250万円だけを“分割払い”で納付、同日中の保釈を回避し保釈日を調整するかのような異例の“高等戦術”に出た。
・・・関係者によると、今回の保釈保証金は500万円だが、酒井被告側は、起訴された2つの罪のうち覚せい剤所持にかかる250万円だけを15日午後に納付した。
全額納付されなかったため同日中の保釈は見送られ、拘置先の警視庁東京湾岸署に集結した200人前後の報道陣も“肩すかし”状態だった。
残る使用罪に関する250万円は16日に納付する見込み。全額納付が確認され次第、速やかに保釈される。その後、被告本人の「外に出たら皆さんに謝りたい」という希望もあり、間を置かず記者会見に臨む見通しだ。
保釈金が一括して支払われないのは極めて珍しいケースといえる。日大の板倉宏名誉教授(刑法)も「分割払いはほとんど聞いたことがない。保釈時期の引き延ばしと受け取られても仕方ないのでは」と話す。
16日は民主党の鳩山由紀夫代表(62)の首相就任と鳩山内閣発足のビッグニュースが予定されており、「大きなニュースがある日に保釈日を合わせて、少しでも混乱を避けようとしたとの見方もある」と板倉氏。
かつては“長者番付”の常連でもあった酒井被告側にとって、500万円でも大した負担にはならないはずで、分割払いに何らかの意図がある可能性は高い。
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2009.9.16 06:42
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ただ被告側が当初から16日に保釈日を想定していた場合、保釈申請は14日ではなく15日でも良かったことになる。14日午前に保釈申請したものの、保釈後の会見設定などが予想以上に難航したとの見方もできる。
起訴後の9月14日に東京地裁に保釈を請求。即日で認められた。初公判は10月26日。